果物は、買ったらすぐ食べるという方も多いと思います。
ですが、追熟する果物は、「完熟」して最も美味しい時期に食べたくないですか?
追熟を知らず「酸っぱすぎて食べられない・・・」とならないように、果物の食べ頃は知っておいた方がいいですよ!
ということで今回は、果物が「食べごろだよ!」と教えてくれているサインをご紹介します。
追熟する果物の「食べ頃」は?
果物にはたくさんの種類がありますが、「追熟」する果物と、しない果物があります。
「さくらんぼ」や「りんご」など、買ってすぐが新鮮で食べ頃の果物もたくさんありますよ。
なので、まずはどの果物が「追熟」するかしないかを知ることが重要ですよ。
今回は、追熟する果物の中から「キウイ」「メロン」「マンゴー」「桃」の追熟方法をご紹介します!
キウイ
先ほども紹介しましたが、収穫してすぐが新鮮で1番美味しい果物もあります。
ですが、キウイの場合はその逆で、収穫してすぐの状態では、食べることができません。
理由は、「酸っぱすぎるから」です!
キウイの「追熟」の方法はとても簡単で、置いておくだけで「完熟」させることができます。
キウイを「追熟」させるうえでの注意点
- 湿度が高いところには置かない
- 逆に、乾燥しすぎもNG!
- 冷蔵後には入れずに「常温」でOK!
美味しいキウイを見極める方法は、キウイの「柔らかさ」に注目です!
キウイを縦にして持ち、指が軽く押し込める状態であれば、食べ頃ですよ。
スーパーで売っている物は全部熟していると思っていました。
ですが、いざ買って食べてみるとすごく酸っぱかったです。
これからは、スーパーで買う時も、柔らかさに注意して選びたいと思います。。。
キウイはお尻の方から追熟していきます。
なので、ヘタの部分が柔らかくなっていれば熟している証拠ですよ!
メロン
メロンも収穫してからすぐは美味しくありません。
甘い香りもしなければ、青臭くとても固いのです!
収穫後、3~7日経った頃が、食べ頃だといわれていますよ。
メロンを「追熟」させるうえでの注意点
- 冷蔵庫には入れずに常温保存
- 20度から25度の室温が適切
- 日が当たらない暗い場所で保管
それでは、メロンが完熟したのかどうか見極めるポイントを紹介します。
ポイントは大きく分けて3つです!
- 香り
甘~いメロンの良い香りがする
- 柔らかさ
お尻の方を指で押すと少しへこむ
- 色
熟してないと緑の外見ですが、少し黄色っぽくなってきている
以上の3つが美味しいメロンを見極める重要なポイントとなります。
メロンは「完熟」したら冷蔵庫で保存!
ですが、熟していないのに冷蔵庫に入れてしまうと
「追熟」が止まってしまうので注意が必要です。
マンゴー
マンゴーは、熟してないとさっぱりしすぎていて、逆に熟しすぎてもドロドロになってしまいます。
なので、「完熟」したタイミングを見極めるのがとても難しい果物なんです!
「1日前に食べていれば・・・」など後悔をしないように、「完熟」した時のマンゴーの状態をしっかり把握しておきましょう!
更に、マンゴーは他の果物に比べると、柔らかく気づかぬうちに、傷んでしまっている場合もあるので注意が必要です。
マンゴーを「追熟」させるうえでの注意点
アップルマンゴー
- 冷蔵庫には入れずに常温
- 直射日光には当たらない場所に置く
- 湿度が高い場所には置かない
- 毎日柔らかさを確認し、柔らかくなりすぎていないかチェックする
- 黒い斑点が無いか、こまめにチェックする
キーツマンゴー・玉文マンゴー
- 冷蔵庫には入れずに常温
- 傷みやすいので、柔らかいタオルなどを敷く
- タオルなどの上に置いている面が痛むので、こまめに向きを変える
次に、マンゴーが「完熟」になったかどうか見極めるポイントを紹介します。
こちらも、ポイントは大きく分けて3つです!
- 見た目
皮は湿った状態になり、ツヤが出てきたら食べ頃のサインです。
白い粉がついている場合は、まだ完熟の状態ではありません。
スーパーなどでマンゴーを買う際は黒い斑点が無い物を選ぶと良いですよ!
- 柔らかさ
他の果物と同様に、指で押して少しへこむ程度だったら食べ頃です。
少しべたつきがでていたら尚更良いですよ!
- 香り
甘くフルーティーな香りがするようになったら食べ頃です。
完熟のマンゴーが食べたかったので熟すのを待っていました。
今だ!と思い、切ってみると熟しすぎてドロドロに・・・。
そんなときは「シャーベット」や「ジュース」にして美味しくいただくのがオススメですよ!
桃
桃は、デリケートな果物なので完熟してからも扱いがとても難しい果物です!
せっかく完熟したのに、少しの衝撃で痛んでしまいます。
更に、完熟したと見極めるポイントでもある「柔らかさ」。
桃の場合は、追熟させていても、一向に柔らかくならない場合もあるんですよ。
桃を「追熟」させるうえでの注意点
- 冷蔵後には入れずに常温で保存
- 新聞紙で包み、風通しの良い場所に置く
- 扇風機、エアコンの風には当たらない場所に置く
- 直射日光には当たらない場所に置く
次に、桃が完熟になったかどうか見極めるポイントをご紹介します!
- 香り
桃の甘い香りがしていたら食べ頃です。
- 柔らかさ
桃のお尻の部分を指で押して、少しへこむ程度ならば甘い証拠です!
※強く押しすぎるとその部分から傷んできてしまうので注意!
固めの桃が好きなので追熟はあまりせずに食べました!
確かに甘みは少なかった気がしますが、美味しかったです。
でも、やっぱり、甘い桃を食べたいので、次回は追熟させてから食べたいと思います!
まとめ
今回は果物ごとに、「追熟」させるうえでの注意点、そして、完熟したかどうかを見極めるポイントを紹介しました。
いかがだったでしょうか?
こうやって見て見ると、どの果物も、「香り」「柔らかさ」「見た目」が重要なことがわかります。
皆さんも「追熟」が必要な果物を買った際には、しっかり完熟させて1番美味しい状態で召し上がってくださいね!
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