世界遺産にも登録されている東京都にある「小笠原諸島」!
名前は聞いたことがあるけど、何があるのかは詳しく知らない。
そんな方もいらっしゃいますよね。
東京旅行では、せっかくなので、都会の雰囲気、そして自然いっぱいの小笠原諸島、両方を楽しんでみませんか?
今回は「東京都の世界遺産!!小笠原諸島の見どころは??」をご紹介します!
小笠原諸島のみどころ
南島
小笠原諸島はひとつの島のことでなく、約30もの島々のことなんですよ。
その中でも、人気なのが無人島である「南島」です!
小笠原諸島に行くなら絶対に訪れるべき!と言われています。
南島の自然を保護するためにも、島に行けるのは1日に100人までと決められているんですよ。
写真の砂浜が扇のような形をしている「扇池」は有名な観光スポットになっています。
まるで海外のような透明なビーチでは、魚が泳いでいるのを肉眼で確認することもできます。
人が少ない時間帯にいったのでまるでプライベートビーチのようでした!
砂浜が真っ白で本当に素敵な光景でした。大満足です。
シュノーケルをしている方もいましたよ!
世界遺産である為、「南島」では自然を守る為に決められているルールがあります!
- 島内の物は持ち帰ってはいけない
- 島に入れるのは1日に100人まで
- 11月~2月の冬期は海に入ってはいけない
- 植物を踏まないように、歩行できる道が造られいるのでその道を歩く
- 島に入る前に、靴の裏をしっかりと洗う
守れないルールはありませんよね!
素晴らしい南島を守る為にも、ルールをしっかり守って楽しみましょう!
更に、南島では運が良ければ、イルカやクジラを見ることができます!
イルカと一緒に泳ぐことができるツアーもあるんですよ。
イルカと泳ぐツアーは1年中開催されているので、せっかくですから体験してみてくださいね!
野生のイルカが目の前まで来てくれます!
まさかこんなにも近くでイルカと一緒に泳げるなんて思ってなかったので本当に感動しました。
イルカがびっくりしてしまうので、手を使って泳ぐのは禁止なのでフィンは必須です!
境浦海岸
境浦海岸は父島にある、とても静かな海岸です。
写真にもある通り、海の中に黒いオブジェのような物が見えますよね?
この黒い物体の正体は沈没船「濱江丸」です。
濱江丸は太平洋戦争の遺物で、約70年も前からこの場所にずっといるんですよ。
太平洋戦争の時に、輸送船として使用されていた濱江丸。
本土へ戻る途中に、空襲を受けてしまい、何とか父島まではたどり着くことができました。
しかし、更に追い打ちをかけて攻撃をされ、この地に放棄されています。
泳いで、濱江丸の近くまで行くことができます。
船はとても錆びていて時間の経過を生々しく感じます。
周りには綺麗な熱帯魚がたくさん泳いでいて、人間慣れしているのか、近くまで寄ってきます!
小笠原諸島のビーチの中で1番特徴がある!
沈没船の近くまでは水深約3~5メートルくらいです。
不安な方はライフジャケットを着て行った方がいいですよ。
少しアクセスが悪いですが、トイレが近くにあるので安心です。
北港
北村小学校跡(母島/帰属国郡未定/小笠原村)
— トムスタンティノス (@Tomstantinos) March 5, 2020
小学校跡。自然に帰っており、人工物はほとんど見当たらない。 pic.twitter.com/BKG9q4NUwa
母島には、戦前に2つの集落があり、そのうちのひとつ「北村」があったので「北港」です。
もうひとつの集落「沖港」は、今でも母島の中心となり発展を続けています。
しかし、北港の場合は、発展させようとする人もいましたが、この地に住み続ける人はいませんでした。
その結果、北港は「廃集落」となってしまったんですよ。
北港の近くにある「北村小学校跡」は強制疎開まで使用されていた小学校です。
現在ではガジュマルでいっぱいのジャングルのようになっています。
1944年から長年この地に放置されている歴史を感じられる場所です。
北村小学校跡は注意していないと見逃すかも・・・。
草木がボーボーなので見逃してしまう方も多いみたいです。
人もいなくて静かなので何だか悲しい気持ちになってしまいました。
星空がめちゃくちゃ綺麗でした!
自然いっぱいで海と山に囲まれているので、良く見えますよ。
トイレと休憩所がありますが本当に人がいません。
こんな素敵な場所を独り占め過めできて、大満足です!
まとめ
小笠原諸島の見どころは?
- 南島
- 境浦海岸
- 北港(北村小学校跡)
今回は小笠原諸島の見どころを紹介しました。
いかがだったでしょうか?
小笠原諸島には海路で行くことしかできません。
同じ東京とは思えない程、神秘的な景色を楽しむことができます!
東京旅行の際は、本土の観光名所、そして、小笠原諸島にも訪れてみてくださいね!
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