名古屋生まれ名古屋育ちが教える!実際によく使う「名古屋弁」は?

暮らし

旦那の転勤が多く、日本中色んなところに行く機会があります。

そんな時に毎回面白いなと思うのが、「言葉の使い方」です!

当たり前に使っている言葉が違う地域に行くと全く通じないことがあってびっくりします。

ということで今回は「他県に行くと通じない!?名古屋人が教える名古屋弁講座」をご紹介します。

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他県で通じない名古屋弁:よく使う言葉編

名古屋弁は汚い、キツイという印象を持っている方も多いと思います。

実際に私も名古屋を出てからそう言われることが多くありました。

しかし、使っている本人としては、ずっと使っている言葉なだけでそんなこと一切思っていません!

他県の方々の話し方を聞いたりするようになってからは、確かに名古屋弁キツイなって思うようになりました(笑)

キツイなと思う方、それが名古屋人にとっては普通なんです。。。

〇〇やってみやー

これは、「やってみたら?」という意味です。

実際に使うことも結構あるので、毎回「やって、、、みたら?」とギリギリで言い換えています(笑)

うわぁ!このゲームめっちゃ面白そう!

へ~、やってみや~

という感じで、結構仲の良い相手にしか使えないかもしれません。

年上の方と話すときは敬語になるので「やってみたらどうですか?」となります。

〇〇やってこやー

これは、「やってみやー」と似ていますが「やってきたら?」という意味です。

他県の方からしたら「み」と「こ」の違いだけで受け取り方は同じかもしれませんね。

車の洗車してこようかなぁ

いいじゃん!やってこや~

という使い方です。

こちらもため口の時しか使わないですね。

年上の方に使う時は「やってきたらどうですか?」となります!

「みやー」と「こやー」だけでも使います!

「みやー」は「見やー」となり、見たら?という意味です。

「こやー」は「来やー」となり、来たら?という意味ですよ。

〇〇やらなかん、〇〇しとかなかん

この語尾に「かん」は実際に名古屋の方はよく使いますが、他県では通じないんですよ!

〇〇やらなかんの場合は「やらなきゃいけない」

〇〇しとかなかんの場合は「しておかなければいけない」という意味です。

遊びに行きたいけど、宿題やらなかん!!!

という使い方をしますよ!

「でら」「どら」

「でら」これは名古屋弁の定番ですよね。

知っている方も多いかと思いますが「とても」「めっちゃ」という意味です。

なにこの手羽先!でら美味しい!

という使い方で、「めっちゃ美味しい!」という意味です。

そして「どら」を聞いたことがある方はいらっしゃいますか?

初めて聞いた時に「え、なに!?どら??」と思う方も多いかもしれません。

この「どら」とは「でら」よりも更に「めっちゃ」なんですよ。(笑)

なにこの手羽先!どら美味しい!

という場合は「めっちゃくちゃ美味しい!」という意味ですよ!

「どら」は比較的若い世代の方が使っている言葉です。

だで

「だで」は、「だから」という意味です。

だで、いったじゃん!!!

という場合は「だから言ったじゃん!!!」という意味です。

また、「だでさ~」という使い方もします。

その場合は「だからさ~」という意味ですよ!

他県で通じない名古屋弁:学生編

盛り漕ぎ

これは「自転車」を使った際に使う言葉です。

朝、友達が「でら盛り漕ぎしてきた~」と言っているときがあります。

もちろん自分も使っていました(笑)

意味としては、「めちゃくちゃ急いで自転車を漕いで来た」です。

盛り漕ぎしてきたと言っている人は大体汗だくで、ずっと下敷きでパタパタ仰いでいましたよ!

放課

よくドラマとかで「じゃあまた放課後に」と言ったりしますよね?

それを見て私は「放課の後って授業じゃない?どういうこと?」となっていました。

名古屋の学生達にとって「放課」とは「休み時間」のことです。

2時間目終わりの長い昼休みのことを「大放課」

昼休みのことを「昼放課」といいますよ。

ときんときん

鉛筆をしっかり削った後、鉛筆の芯がとがっていますよね?

その状態のことを「ときんときん」といいます。

ときんときんの鉛筆持ってない~?

この場合は、「先のとがっている鉛筆持ってない?」という意味です。

鉛筆で例えられがちですが、鉛筆以外にも先がとがっていたら「ときんときん」と言いますよ!

こんな言葉は使わないよ編

えびふりゃー

名古屋弁というと「あぁえびふりゃーでしょ?」と言われることがあります。

しかし!実際にエビフライのことを「えびふりゃー」という人はいません。

「えびふりゃー」と言われると、馬鹿にされてるような気分になってしまいます(笑)

やっとかめ

「やっとかめ」は名古屋弁としてよく見かけます。

しかし、20年間名古屋に住んでいましたが、実際に使っている人には一度もあったことがありません。

どうやら、おじいちゃんおばあちゃん世代の人が使っていたようです。

今の時代は「やっとかめ」は使いませんよ!

「やっとかめ」は「久しぶり」という意味ですよ!

まとめ

よく使う言葉編

  • 〇〇やってみやー
  • 〇〇やってこやー
  • しとかなかん、やらなかん
  • でら、どら
  • だで

学生編

  • 盛り漕ぎ
  • 放課
  • ときんときん

こんな言葉は使わないよ編

  • えびふりゃー
  • やっとかめ

今回は「他県に行くと通じない!?名古屋人が教える名古屋弁講座」をご紹介しました。

いかがでしたか?

名古屋は方言だけではなく、イントネーションにも癖があるみたいですね!

使っている側としてはなかなか自分で気づくことができないものです(笑)

今回の記事を読んで、名古屋弁を知らない方に少しでも名古屋弁が伝わったら幸いです。

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