①パニック障害と私

こんにちは!はじめまして。

私は、高校三年生のころはじめてパニック発作が起こり、それから現在まで約6年間、「パニック障害」と共に生きています。

自分がパニック障害になってから、同じようにパニック障害の方の経験談などをネットで、たくさん見るようになりました。

些細なことかもしれませんが、同じような悩みを持つ人がいるんだなと、励みになったんです。

そして、パニック障害を知らない人に、パニック障害を知ってほしい!

そんな想いから、サイト運営をはじめようと思ったんですよ。

私も、パニック障害の方に寄り添える、励みになれる存在になりたいと強く思っています!

今回は、はじめて発作が起こった時のことをお話ししたいとおもいます。

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私と「パニック障害」

初めてのパニック発作

先ほども紹介しましたが、私は高校三年生のころにはじめてパニック発作が起こりました。

はじめて発作が起こった時って、何が起こったのかよくわからなくてすごく怖いですよね。

私も、その時友達と焼き肉を食べに行っている時だったのですが、急にふわふわした気持ちになっていきなり吐き気に襲われました。

「え!?なにこれ!?」なんて考えられる余裕もなく、「トイレ行ってくる」と友達に告げ、トイレに向かいました。

席を立つと、なんと、歩くことができませんでした。

目の前がぼやけていて、前がみえず、地面がゆがんでいるように見えました。

幸い、トイレは席の近くにあったので、壁をつたいながらなんとかトイレの個室に入りました。

それからは本当に地獄のような時間でした。

「汗が止まらない、気持ち悪い、苦しい、自分ここにいるよね?私死ぬのかな?」

どれくらい時間がたったのかわかりません。

少し落ち着いてきた頃、ドアの外から友達が私のことを呼んでいることに気づきました。

「大丈夫、大丈夫、席に戻ってて!!!」そう答えることに必死でした。

どうしても、何があっても、ドアを開けたくありませんでした。

なぜなら、人生で一番汗をかいていました。ボロボロでした。

恥ずかしくてこんな姿友達に見せたくなかったのです。

しかし、なんだか落ち着いてきたような・・・。と思うと、さっきまでの苦しさが嘘のように、何事もなかったかのように元気になったんです。

信じられないですよね?死ぬかもしれないと思ったほど謎の苦しみからの、突然の復活(笑)

何が起こったのかわからず、とりあえず席に戻りました。

「大丈夫ー?」と、私に尋ねる友達。

「全然大丈夫!ごめんね~」というしかありませんでした。

そしてその日は、「あれは何だったんだろう・・・?」そんな私の気持ちを置いて、何もなく、終わりました。

自分は「パニック障害」?

体調に変化は無いけど、「あれはなんだったんだろう?」そんなことをずっと考えていました。

そして、「またあの苦しさが突然起こったらどうしよう?」と、外出するのが怖くなりました。

ここからが地獄の日々の始まりでした。

内科に行っても、異常は無いって言われるんですよね。

そんなわけない!って思うのですが、本当に体に異常は無いんですよ。

何気なく、ネットで「大量の汗 苦しい 吐き気 突然」など調べました。

出てくるのは「精神科」「精神患者」「パニック障害」という言葉でした。

「え、なんで精神科?」と、不思議でしたが、症状がどれも当てはまるものばかり。

今思えば、精神科に行くことなんて、日常ですが当時は相当ショックでした。

「精神科になんて行きたくない」そう思いましたが解決策は「精神科に行くこと」それしかなかったんです。

人生ではじめての精神科へ

精神科は、電話で予約を取ってからしか行くことができません。

すごく緊張しましたが、自分で電話をかけて、予約を取りました。

正直、めちゃくちゃ「屈辱」でしたね(笑)

なんで私が精神科行かなきゃいけないの?という気持ちでした。

予約当日の日になり、人生ではじめて精神科の病院に行きました!

順番を待ち、名前を呼ばれ、部屋に入るとひとりの男性の先生、大きな机、そしてパソコン。

私の話を聞きながらパソコンをカチカチと打つ先生。

なんだか異様な光景でした。「話聞いてるのかな?」とか思えてきます(笑)

とにかく、細かく、最近環境の変化はあったのか、悲しい出来事はあったかなど尋ねられます。

実は、はじめての発作が出る少し前に、当時4年程付き合っていた彼氏と、親友が浮気していたことが発覚したんですよ(笑)

そのことも、先生に細かく話しました。

先生は私に謝りました。「嫌なことを思い出させてごめんね」

今考えると面白いのですが、話しながら、私は泣いていました。(笑)

そして、先生が「パニック障害、鬱、重度の人間不信です」そう言いました。

「あ、そうですか」なんだか一気に体の力が抜けました。

まず、あの発作がなんだったのか理由が分かった安心感。

そして、私は精神患者なんだという絶望感。

帰り道は、ずっと泣いてました。家についても泣いていました。

自分は何なんだろう。どうしてこんなことになったんだろう。死んでしまいたい。

そんなことを考える時間しか無かったです。

ここから私の現在まで続いているパニック障害との共存がはじまりました。

今回のまとめ

今回は、はじめてのパニック発作から、精神科に行き、自分がパニック障害だと発覚するところまでを紹介しました。

パニック障害の方に一番伝えたいことは、同じ思いをしている人があなた以外にもいるんだということです。

ひとりじゃないです!絶対に絶対に良くなります。

一緒に頑張りましょう(^^) 次回は②に続きます!

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