毎日使うお風呂場ですが、ふと気づくと「ピンクの汚れ」があることに気づいたことはありませんか?
カビだったら「あ、カビだ・・・」となりますが、色が「ピンク」という所に、危険な物なのかと思ってしまいました。(笑)
今回は、実際に自宅のお風呂場のピンク汚れを落としてみたのでご紹介します!
ピンク汚れを落としてみた!
こちらが、長らく放置された我が家のお風呂場の「ピンク汚れ」です。
沖縄県に住んでいるのですが、湿度が高いのか、お風呂を使い翌朝になっても、お風呂場の床は濡れています。
他の県に住んでいる時にこんなことは無かったのではじめは衝撃でした。。。
何度落としても、繰り返しすぐにできてしまう「ピンク汚れ」には本当にうんざりしています(笑)
「ピンク汚れ」について調べてみると「重曹」が良いとの情報がありました。
「ピンク汚れ」を落とすため専用の物も売っていますが、他の箇所の掃除にも使えるので「重曹」で試してみましたよ!
ということで、これでもか!ってくらいに汚れの部分を泡だらけにしてみました。
長く置いた方がいいのかな・・・。と思いつつ、試しに30秒程放置してすぐにスポンジで磨いてみました。
すると、ビックリ!!!
こんなにも、汚れが落ちました!
正直、こんなにも簡単に落ちるとは思わず、「重曹」の素晴らしさにめちゃくちゃ感動しました。(笑)
スポンジもそんなに力を入れずに、浴槽を磨く程度の力でここまで落ちましたよ!
ピンク汚れの正体は?
こんなに簡単に落とすことができる「ピンク汚れ」ですが、ナゼできてしまうのでしょうか?
この「ピンク汚れ」を「カビ」と勘違いしてる方も多いですが、「カビ」ではありません!
ピンク汚れの正体は「ロドトルラ」という空気中に蔓延している菌のことです。
どうして水回りにできるのか?
この「ロドトルラ」ですが、水場に限らず、どこにでも存在しているんです。
ですが、なぜ水場でピンク汚れとして現れるのでしょうか?
その理由ですが、「ロドトルラ」は「水」が大好きなんです!
なので、「水」にくっついて繁殖してしまうんですよ。
押し入れに「カビ」ができてしまうことはありますが、
「ピンク汚れ」が押し入れにはできない理由は
「水」があるかないかなんですね!
更に、「ロドトルラ」は繁殖のスピードは黒カビの約10倍と言われるほど、とても速いんです!
一度「ピンク汚れ」が発生すると日を追うごとにどんどん広がってしまいます。
ロドトルラとは?
「ロドトルラ」は「ピンク汚れ」の正体で、空気中に蔓延している菌のことです。
「水」が大好きなロドトルラですが、菌の増殖を手助けしているものが、お風呂場にあります。
それは、「皮脂」「髪の毛」そして「石鹸かす」です。
見栄えはピンク色で、ヌメっとしているので
「害があるのでは?」と思いましたが、
体に害は無いようなので安心です!
予防はできる?
先ほど、「水」があるだけで繁殖してしまうと紹介しました。
「お風呂には毎日入るし、石鹸も絶対に使うし、ピンク汚れができてしまうのは仕方ない。」
「こまめに掃除するしかない・・・。」
そう思ってしまう方も多いと思います。
もちろん、こまめに掃除をすることも大切ですが、「ピンク汚れ」は予防することも出来ますよ!
水分を拭き取る
とにかく、「ロドトルラ」は水が大好きなので水分を残さないことが重要です。
なので、お風呂をあがるときに水分を拭き取ることで、予防できますよ!
熱湯をかける
「ロドトルラ」は50度を超える熱湯をかけると消滅します!
お風呂を出る際に、シャワーの温度を上げて、浴室全体にかければ予防バッチリです。
換気をする
そもそも、水分は湿度が低ければ自然に乾きますよね。
ですが、湿度が高いと乾かずに濡れたままになります!
浴室に乾燥機が着いている場合は約「2時間」換気すると良いです。
乾燥機が着いていない場合は「換気扇」をつけて、浴室を換気しましょう!
落とす方法は?
「ピンク汚れ」が発生したばかりの時は、水拭きするだけで、簡単に落とせます。
ですが、時間が経つにつれてどんどん頑固な汚れになってしまいます。
皆さんご存じの黒カビは「ピンク汚れ」をエサにしているんです!
つまり、ピンク汚れを放置すれば、黒カビも出てきてしまうということです。
「ピンク汚れ」ができてしまった時は、早く落とせば水でも落とせるので
黒カビになってしまう前に、なるべく早く落とすことをオススメします。
水では落ちなくなってしまったら「重曹」を使えばすぐに落とせます!
まとめ
今回は浴室で目にする「ピンク汚れ」についてご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
水回りにピンク汚れができてしまった時には、できたばかりなら簡単に落とすことができるので、なるべく早く汚れを落としましょう!
なるべく繁殖しないように、日ごろから予防することも大切ですよ!
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